【Tableau】問題発見?!相関図を“年ごと”に推移させる!

Tableau

はじめに

「数量と売上の関係」や「割引率と利益の関係」など、相関図(散布図)を使って分析している方は多いと思います。

でも、“年ごとに動く相関関係”を可視化できることをご存じでしょうか?

Tableauの「ページ」機能を使うと、年別にデータの動きをアニメーションのように確認できます。
今回はその方法をご紹介します!

作業手順

STEP1:指標の設定

「数量」を列に、「利益」を行にドラッグ&ドロップします。

STEP2:マークの設定

「カテゴリ」をマークの色に、「サブカテゴリ」を詳細にドラッグ&ドロップします。

STEP3:ページの設定

「オーダー日」をページにドラッグ&ドロップします。

STEP4:ページの詳細設定

履歴の表示」をクリックし、
「選択済み」 →「 すべて」
表示の「マーク」 → 「末尾」に変更して閉じます。

STEP5:動作方法1

オーダー日の横にある「▶」ボタンをクリックすると、
線が動きながら年ごとの変化が確認できます。

たとえば、2015年までは「家具カテゴリの椅子」が順調に成長している様子が見えますね。

STEP6:動作方法2

さらに2016年まで再生すると、利益が下がる動きが見られます。
このように、数量と利益の関係を年ごとに追うことで、原因分析のきっかけをつかむことができます。

分析のポイント

相関図を年単位で見ることで、以下のような“気づき”が得られます。

  • 売上・利益の伸びが止まったタイミングを把握できる
  • 商品カテゴリごとの変化傾向を比較できる
  • 改善施策を立てるためのヒントを得られる

特に、ECサイトや店舗データ分析では、年ごとの動きが顧客トレンドを示す重要な指標になると考えております。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Tableauの「ページ」機能を使えば、
相関図を“時系列で動かす”だけで、課題発見がぐっとしやすくなります。

シンプルな設定で、データに“ストーリー”を持たせられるのが魅力です。
ぜひ試してみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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